全館空調は吹き抜けと相性がいい? | 長野で究極の注文住宅【本物素材の平屋図鑑】
住まいの建築事例
全館空調は吹き抜けと相性がいい?
2024.06.28全館空調システムの最大の利点は、家全体を均一に快適な温度に保つことです。各部屋に個別のエアコンを設置する必要がなく、内装のデザインにも自由度が増します。ただし、各部屋の温度調整が難しく、建物の気密性や断熱性が不十分だと効率が損なわれる恐れがあります。
全館空調のある快適な注文住宅とは?
全館空調システムの最大の利点は、家全体を均一に快適な温度に保つことです。部屋ごとにエアコンを設置する必要がなくなり、省エネ効果も期待できます。ここでは、全館空調を詳しく説明します。
◇住まい全体が快適な空間になる
全調の最大のメリットは、家全体を均一に快適な室温に保てる点にあります。これは、各部屋にエアコンを設置する従来の方法とは異なり、家全体に設けられた吹き出し口から空気を供給して室温をコントロールする仕組みです。
これにより、リビングや寝室はもちろんのこと、キッチンや洗面所、廊下や玄関といったスペース的にエアコンの設置が難しい場所でも、快適な温度が保たれます。
長野市の寒い朝にキッチンや洗面所に立つときの辛さから解放されるのは、大きな利点です。全館空調を用いることで、これらの場所もリビングと同じように暖かくなり、急激な温度差が原因となるヒートショックのリスクを減らすことができます。
◇省エネ効果が期待できる
全館空調には省エネ効果が期待できます。24時間連続運転が基本であるため、電気代が高くなるのではないかと心配する方も多いでしょう。しかし、実際には省エネ効果が見込めるケースもあります。全館空調は、一度設定温度に達すれば、後はその温度を維持するだけなので、省エネに効果的です。
◇間取りや内観のデザインの幅が広がる
全館空調のメリットとして、間取りや内観のデザインの幅が広がります。全館空調を導入することで、壁掛けエアコンが不要となり、内装をスッキリと見せられます。エアコンの設置スペースや配線を気にする必要がなくなるため、デザイン性の高い内観の実現が叶です。
さらに、部分間欠冷暖房のように部屋ごとに空気の流れを遮断する必要がないため、注文住宅で吹き抜けやリビング階段などの解放感のある間取りを採用できます。
全館空調の住まいの注意点とは?
全館空調には良いところもあれば、悪いところももちろんあります。ここでは、全館空調のデメリットをご説明していきます。
◇場所ごとの温度調整が難しい
全館空調のデメリットとして、場所ごとの温度調整が難しくなります。全館空調は家全体を空調する仕組みのため、エアコンのように急に温度を上げ下げするのが苦手だからです。
また、全館空調は家全体を同じ温度に保つことは得意ですが、それぞれの部屋ごとに温度調整するのは難しいという点も挙げられます。各部屋にエアコンを設置する場合は、使う人が温度や風量を調節できますが、全館空調ではこのような個別の調整ができません。
◇高気密・高断熱の性能が不可欠
全館空調の設置を検討する際には、建物自体が高気密・高断熱であることが不可欠です。全館空調システムを導入しても、建物の気密性や断熱性が低いと、冷暖房の効率が悪くなり、結果的に電気代が高くなる可能性があります。
これは、気密性や断熱性が低い建物では外気の影響を受けやすく、室内の温度を一定に保つためにより多くのエネルギーが必要になるためです。
◇信頼できるハウスメーカーに相談するのが大切
全館空調の設置を検討する際には、信頼できるハウスメーカーに相談することが重要です。全館空調システムは、建物の気密性や断熱性が低い場合、冷暖房の効率が悪くなり、電気代が高くなる可能性があります。
信頼できるハウスメーカーは、これらの点に関する豊富な知識と経験を持っており、適切なアドバイスを提供してくれます。
快適な住まいを実現できるトヨタホーム
全館空調システムの利便性と効果について知識を深めることで、快適な住環境の実現が可能です。ある施主が検討した全館空調システムは、トヨタホームのスマート・エアーズでした。
◇高品質の全館空調システムの「スマート・エアーズ」
トヨタホームの高品質全館空調システム「スマート・エアーズ」は、家全体を快適な温度と清潔な空気で満たす優れたシステムです。このシステムは、室内の温度を一定に保つことで、夏の熱中症や冬のヒートショックといった家庭内事故を防止する効果があります。
ルームエアコンや床暖房では難しい家中の室温の一定化と清潔な空気環境を保ち、24時間365日、どこでも心地よい空気を提供します。
◇大半を工場で作る高い技術力
トヨタホームは、高い技術力により、家の大半を工場で作ることにこだわっています。工場生産により、天候や施工場所に左右されることなく高品質な家づくりを実現しています。工場内での生産は、雨などによる部材の劣化を防ぎ、常に安定した品質を維持することができます。
トヨタホームでは、一邸ごとに建材を管理し、職人の技と先進のテクノロジーを最大限に発揮できる環境を整えています。
◇長く続くアフターフォローと保証
トヨタホームは、お客様との「生涯のお付き合い」を目指し、60年長期保証という制度を提供しています。この制度は、ブランドビジョン”Sincerely for you 人生をごいっしょに”を実現するために設けられたもので、長く住み続ける家に安心をもたらします。
日本の住宅の平均利用期間が約30年とされる中、トヨタホームの60年長期保証は、マイホームに生涯安心して住み続けることを可能にします。長期間の保証が続くことで、家の資産価値を保ち、将来の住み替えもスムーズに行うことができ、人生設計に安心感を与えます。
全館空調を取り入れたトヨタホームの施工事例
トヨタホームへ施工を依頼した施主は、スマート・エアーズのみならず、明るく広々とした吹抜けや効率的なウォークインクローゼットなど、機能性と快適さを兼ね備えた住まいを実現しました。
◇空間にムラのないスマート・エアーズを導入
施主の施工事例において、トヨタホームが採用した全館空調「スマート・エアーズ」は、家族全員が快適に過ごせるよう設計されました。施主は、新築を検討する際に、鉄骨を使用した強固な構造と共にこの全館空調システムが決め手となり、トヨタホームに依頼しました。
この家には、南向きの大きな開口部と大きな吹抜けが設けられ、光が豊富に取り込まれています。特にリビングにおける吹抜け空間は、家族が集まる中心となる場所であり、スマート・エアーズによって一年中均一な快適な温度が維持されています。
◇明るく広々した吹き抜けのあるリビング
施主の家では、トヨタホームが設計したリビングには明るく広々とした吹抜けが特徴です。南向きに大きな開口部が設けられ、自然光が豊富に取り込まれています。この吹抜け空間は、家族が集まる中心的な場所として設計されており、リビング全体に開放感と明るさを与えています。
吹抜けは二階まで広がり、天井には高窓が配置されています。これにより、光が深部にも届き、室内全体に自然光が均一に分散します。また、吹抜けの設計によって、リビング空間が一層広く感じられるだけでなく、上階からもリビングの様子を見渡せる開放感が演出されています。
◇広く収納力に優れるウォークインクローゼット
トヨタホームが施工した家では、主寝室に設けられた収納力に優れるウォークインクローゼットが特徴的です。このウォークインクローゼットは、使いやすさを重視した設計で、入り口を大きく取り、収納スペースへのアクセスが容易となりました。
ウォークインクローゼットの中は広く、主寝室から直接アクセス可能な配置となっています。この設計により、衣類やアクセサリー、季節品などの収納が効率よく行え、使い勝手の良さが実現されています。
全館空調システムの利点は、家全体を均一な快適温度に保つことができる点です。部屋ごとにエアコンを設置する必要がなく、内装のデザインにも自由度が生まれます。一度設定温度に達したら安定して維持するため、省エネ効果も期待できます。ただし、各部屋の温度調整が難しく、建物の気密性や断熱性が不十分だと効率が損なわれる可能性があります。信頼できるハウスメーカーの選定が重要です。