キッチンの価格相場は?注文住宅なら隅々までこだわろう | 長野で究極の注文住宅【本物素材の平屋図鑑】
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キッチンの価格相場は?注文住宅なら隅々までこだわろう
2024.01.30注文住宅において、キッチンの選択とレイアウトは予算に大きな影響を与えます。長野市での住宅建設に際して、システムキッチンやオーダーキッチンなどの種類、I型やII型、L字型などのレイアウトについて知っておくことが重要です。
キッチン以外でも予算を抑えるためには、慎重な素材選びや必要な設備の見極め、信頼できる業者の選定が必要です。以下では、キッチンの選択とレイアウト、予算の抑え方について詳しく解説します。
キッチンの種類・レイアウトは価格に影響
注文住宅の魅力といえば、自由に間取りを設計できる点です。特に、毎日の料理には欠かせないキッチンはこだわる場合が多いでしょう。ただし、キッチンといっても種類やレイアウトはさまざまなものがあります。
長野市で注文住宅のキッチンにこだわりたい場合、知っておきたいそれぞれの特徴や価格相場をご紹介します。
キッチンの種類
システムキッチン
システムキッチンとは、コンロやシンクなどが埋め込まれ、一体型となっているキッチンのことです。オプション次第で、食洗機などの機能を追加でき、注文住宅では一般的にこちらが導入されます。見た目に統一感が生まれ、掃除するところが少ないのも特徴的です。
システムキッチンは、メーカー、デザイン、機能などの面でさまざまな選択肢があり、価格の幅が広くなっています。大体の目安として50万~180万円ほどと考えておくのがよいでしょう。
オーダーキッチン
オーダーキッチンは、自分の要望に合わせて一からキッチンを作りあげることができます。素材や寸法などを調整できるので、既製品に合うものがなかった場合は、おすすめです。
オーダーメイドになるため、費用はかかります。オプションや構成によって変わりますが、70万~300万円ほどが価格の目安です。ただし、こだわればこだわるほど、相場よりも価格は上がるので、注意しましょう。
セクショナルキッチン
セクショナルキッチンは、コンロやシンクをそれぞれに独立させて、自由に組み合わせるキッチンのことです。カスタム性や拡張性が高いのが特長ですが、隙間の掃除がしづらいというデメリットもあります。価格相場は10万~20万円ほどと、比較的低予算で設置ができます。
キッチンのレイアウト
I型キッチン
日本で採用されている中では、一般的なキッチンのスタイルがI型キッチンです。壁に向かって設置され、横一直線上にシンクや調理台、コンロなどが並んでいます。
必要な機能が並んでいるため、調理中の移動を最小限に抑えられます。キッチンにスペースを使えない場合や、オーソドックスタイプが好きな場合にはおすすめです。相場は、50万~100万円ほどが目安です。
II型キッチン(セパレート型キッチン)
一直線上のI型キッチンが、並行に並んでいるタイプのキッチンです。シンクや調理台とコンロを別々に分けることができるため、作業スペースや収納スペースが増えるメリットがあります。
また、料理中も振り返る程度で、大きく移動する必要はありません。ただし、料理の移動中に、床にこぼしてしまうデメリットもあります。相場は、120万~150万円ほどが目安です。
L字型キッチン
キッチンがL字型に配置されるタイプのキッチンです。コンロとシンクは、90度の位置関係ですむため、II型キッチンよりも移動距離が少なくなります。
また、冷蔵庫の位置を工夫すれば、効率的な家事導線を組むことができる点がおすすめです。コーナー部分をうまく活用できれば、作業スペースも十分確保できます。相場は、50万~150万円ほどが目安です。
キッチンの費用を抑えたいならここに注目!
キッチンの種類、レイアウトによって異なりますが、基本的には100万前後の費用が必要です。また、予算の中で、キッチンに出せる費用も限られています。
キッチンの費用を抑える際に注目しておきたいポイントをご紹介します。
素材
天板やシンクに使用する素材を見直すことで、安く抑えることもできます。天板であれば、人工大理石やステンレス、セラミックなどです。
人工大理石やセラミックなどは、高級感が生まれる分、費用も高くなります。予算を抑えるためにステンレス製のものを採用するのもおすすめです。
グレード
キッチンのグレードは費用に大きくかかわります。各メーカーの出す既製品を見比べても、グレードが高いキッチンは見た目や機能に優れ、グレードが低いキッチンはその逆です。ただし、グレードが高いことが正しいわけではありません。
本当に必要な機能があるのか、見た目はどうするのかなど、自分が理想とするキッチンに合っているかどうかという観点で検討しましょう。
メーカー
メーカーが展開するキャンペーン情報などもチェックしておくことをおすすめします。期間限定のキャンペーンでオプションが無料で追加できる、また同一メーカー品で統一することで安く買える場合があるためです。
また、同じ仕様のキッチンでも、ハウスメーカーによって仕入れ値が異なるため、販売価格が大きく変わることがあります。ハウスメーカーが決まっていない場合は、パンフレットを取り寄せて比較してみるのもよいでしょう。
キッチン以外で費用を抑えられるポイント
どうしてもキッチンの費用を抑えたくない場合、キッチン以外の費用を抑えるしかありません。キッチン以外に費用を抑えられるポイントをご紹介します。
延べ床面積
延べ床面積とは、室内の床面積をすべて足し合わせた面積のことです。基本的には、延べ床面積が大きくなるほど、建築費が増えていきます。不要な部屋をなくす、階数を減らすなどすれば、コストを抑えることができます。
間取り
部屋数を減らし、広い空間を確保するようにしましょう。ドアや壁紙などの費用を抑えることができます。開放感のある空間も確保できるので、本当にその部屋が必要なのか、考えてみるのもよいでしょう。
設備
最近の注文住宅は、床暖房や浴室乾燥機、過ごしやすさを意識した全館空調システムなど魅力的な機能を持った設備が豊富にあります。しかし、これらの設備の導入と維持には多大なコストがかかるため、本当に必要かどうか検討しましょう。
業者選び
業者次第では、付き合いのあるメーカーの品を安く入手できることがあるため、設備にかかるお金を抑えることができます。
また、初めに提示した予算に基づいて、建築費用や維持費用など、かかる費用について真摯に説明してくれる業者を選ぶことをおすすめします。なかには、予算を気にせず、高価な最新の設備ばかりを勧めてくる業者もいるためです。口コミや評判を確認し、信頼できる業者を見つけることが重要です。
注文住宅におけるキッチンの種類やレイアウトは価格に大きな影響を与えます。長野市での注文住宅では、主にシステムキッチン、オーダーキッチン、セクショナルキッチンなどが選択されます。これらのキッチンにはそれぞれ価格の違いがあり、注意が必要です。
また、キッチンのレイアウトにはI型、II型、L字型などがあり、それぞれ特徴があります。キッチンの費用を抑えるためには、素材の見直しや必要な機能の検討が重要です。
キッチン以外で費用を抑えるためには、延べ床面積や間取りの最適化、不要な設備の削減、信頼できる業者の選定などが挙げられます。